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私たち「テナントの窓口」は、フランチャイズショー大阪に出展しました。目的は、テナントの窓口の加盟店を募集し、全国の仲間を増やすことです。
東京での出展に手応えがあったため、大阪にも挑戦しました。しかし、実際に出展すると、東京回とは反響も費用感も大きく異なりました。
結果だけを見れば、今回の評価は「まずまず」です。一方で、出店企業や物件オーナーとの新しい接点も生まれました。
この記事では、出展にかかった約70万円の費用、来場者の反響、数字以上に価値があった収穫を、出展者の目線から正直にお伝えします。
- FCショー大阪で得られた実際の反響
- 3人で遠征出展した際の概算費用
- 商談件数以外に得られた出店企業との接点
- 展示会の経験をテナント経営に活かす視点
- 店舗物件の新しいテナント候補を探している貸主
- 地域で勢いのある出店業態を知りたい物件オーナー
- フランチャイズ展示会の出展効果を知りたい人
FCショー大阪の結果は「まずまず」でした
最初に結論をお伝えすると、今回の大阪出展は「まずまず」という評価でした。
会場自体は賑わっていましたが、加盟店候補と深い話をするという本来の目的に対しては、東京回ほどの手応えは得られませんでした。
YouTubeを見て来場した人は2日間で2〜3人程度
ブースには、YouTubeを見て来てくださった方もいました。ただし、2日間で2〜3人程度です。
東京回では20人程度がYouTubeを見て足を運んでくださったため、今回は地域による認知の差を実感しました。
この数字は、イベント全体の成果ではなく、あくまでテナントの窓口ブースでの実感値です。それでも、地域ごとに必要な認知施策が異なるとわかったことは、大きな学びでした。
深い話に進んだのは2人程度
来場者は多かったものの、加盟店募集の内容まで深く話せた方は2人程度でした。
出展の成果を評価するときは、来場者数や配布数だけでなく、次の会話につながる接点を何件得られたかを分けて見る必要があります。
この基準で振り返ると、大阪出展は想定以上の大成功ではなかったものの、無駄だったとも言い切れない結果でした。
出展費用は概算約70万円
今回の遠征出展には、出展に付随する費用として概算約70万円がかかりました。
この金額は、ブースで待っているだけでは見えにくい、遠征出展特有のコストを含んでいます。
3人分の交通費・宿泊費・送付費が重なった
概算費用には、主に次のものが含まれています。
- 東京から参加した3人分の往復交通費
- 出展期間中の宿泊費
- 展示物や備品の送付費
- その他の遠征に伴う費用
東京回と比べると、体感では1.3〜1.4倍程度の負担になりました。さらに、会場までの移動負担も小さくありませんでした。
遠征出展を判断するときは、出展料だけでなく、人数、交通、宿泊、荷物、会場までの移動時間を含めて見積もる必要があります。
次回の大阪出展を見送ると判断した理由
私たちは、今回の反響と費用を踏まえ、次回の大阪出展は見送る方針です。一方、反響の良かった東京回は、2027年も出展を予定しています。
これは「大阪で出展しても意味がない」という一般論ではありません。出展目的、人員、移動距離、認知度、今回の反響を照らし合わせた、自社固有の判断です。
イベント出展の成否は、地域名や来場者数だけでは決まりません。出展目的と、得たい接点を先に明確にすることが大切です。
数字だけでは測れない、大阪出展の3つの収穫
加盟店候補との深い商談数だけを見れば、今回の結果は厳しめです。ただし、会場に出たからこそ得られた収穫もありました。
1.初対面でもビジネスを深く聞く来場者の多さ
大阪の会場で印象的だったのは、初対面でも立ち止まり、ビジネスの内容を詳しく聞いてくださる方が多かったことです。
「何をしているのですか」「どんなビジネスですか」と、初めから具体的な質問をしてくださる場面が何度もありました。
ただし、これも今回の会場で得た観察です。大阪と東京の人柄を一括りに論じるのではなく、現場で感じた対話の特徴として今後に活かします。
2.地域で勢いのある出店業態との接点
会場では、居酒屋、ピラティス、インドアゴルフなど、さまざまな業態の出店企業と名刺交換ができました。
テナントの窓口では、物件オーナーから店舗区画の相談をいただいたときに、その空間に合う出店候補を提案できるかが重要です。
出店企業と直接つながり、地域ごとにどの業態が動いているかを把握できたことは、将来の物件提案に活かせる収穫でした。
フランチャイズ展示会でどのような業種を見ればよいかは、「フランチャイズショー2025に潜入してわかった3つのこと」でも解説しています。
3.オーナー・デベロッパー等からの約4件の接点
加盟店募集とは別に、物件オーナーやデベロッパーなどから、約4件の相談・案件につながる接点も得られました。
現時点ですべてが成約したわけではありません。しかし、このうち1件でも成果につながれば、約70万円の費用対効果の見え方は変わります。
展示会の成果は、閉場時点で確定するものだけではありません。商談後の連絡、物件情報の共有、出店候補とのマッチングまで、継続してこそ収穫に変わります。
フランチャイズ展示会をテナント経営に活かす視点
フランチャイズショーは、加盟希望者や起業希望者だけのイベントではありません。店舗物件を持つ貸主にとっても、出店ニーズのある業種や企業を知る機会になります。
ただし、展示会に行けば、すぐにテナントが決まるわけではありません。次の2つの視点で情報を整理することが重要です。
商談数だけでなく、テナント候補と業態トレンドを見る
出店企業と話すときは、企業名だけでなく、次のような条件を確認しておくと、将来の物件提案につなげやすくなります。
- 出店を検討しているエリア
- 必要な床面積や障層
- 路面店・ビルインなどの希望条件
- 賃料帯や駅距離の考え方
- 排気・給排水・電気容量などの設備条件
これらの条件は業態によって異なります。自分の物件に合う業態と、いま動いている業態の両方を見ることが大切です。
地域ごとの反応の違いを次の提案に活かす
今回は、東京と大阪で、YouTubeからの来場数やブースでの質問のされ方に違いを感じました。
物件提案でも、全国一律の募集方法だけでは十分ではありません。その地域でどのような情報発信が届いているか、どの業態と接点があるかを見ながら、募集方法を調整する必要があります。
今回つながった出店企業や、全国の加盟店ネットワークを活かしながら、地域ごとのテナント提案につなげていきます。
テナントの窓口の全国対応については、「全国26店舗の加盟店ネットワーク完成」で詳しくご紹介しています。
よくある質問
Q店舗物件のオーナーもフランチャイズショーを見る価値はありますか?
はい。出店を考えている企業や、拡大中の業態を知る機会になります。自分の物件がある地域、床面積、設備に合う業態を意識して見ると、テナント募集のヒントを得やすくなります。
Q展示会でつながった企業に、すぐ物件を提案できますか?
物件条件と企業の出店条件が合う場合は提案できます。ただし、必要面積、賃料帯、エリア、設備容量、物件の視認性などの照合が必要です。業種名だけで判断せず、個別条件を確認します。
Qフランチャイズ業態なら、どの店舗物件でも入居できますか?
いいえ。飲食店であれば排気・給排水・電気・ガス、ピラティスやフィットネスであれば床荷重・騒音・動線など、業態ごとに確認すべき条件があります。物件の用途や管理規約の確認も必要です。
Q関西の店舗物件でもテナントの窓口に相談できますか?
はい。テナントの窓口は、全国の加盟店ネットワークを通じて地域ごとの物件相談に対応しています。対応可否は所在地や相談内容によって異なるため、具体的な物件情報を添えてお問い合わせください。
Q空室の相談をする際に何を準備すればよいですか?
所在地、募集面積、賃料・共益費、階数、用途、現在の設備、図面、写真、募集開始希望日があると、出店候補と照合しやすくなります。現時点でそろっていない情報があっても、わかる範囲からご相談いただけます。
FCショー大阪で得た学びを次のテナント開拓へ
FCショー大阪は、テナントの窓口にとって「大成功」と言い切れる結果ではありませんでした。費用は概算約70万円。YouTubeを見て来場した方は2日間で2〜3人程度、加盟店募集の深い話に進んだ方は2人程度でした。
一方で、出店企業との接点や、オーナー・デベロッパーなどからの約4件の相談・案件接点を得ることができました。イベントの成果は、その場の商談数だけでなく、その後のマッチングまで見て判断する必要があります。
私たちは今回の学びを次の展示会やテナント提案に活かし、物件オーナーと出店企業をつなぐネットワークを育てていきます。
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