空き店舗の活用に悩む個人オーナーの皆さまにとって「どこに相談すればいいのかわからない」という問題は非常に大きな壁ではないでしょうか?
今回は、埼玉県のロードサイドにある閉店済み物件に対し「テナントの窓口」を通じて複数企業の申し込みを獲得、最終的に大手企業との契約に至った成功事例をご紹介します。
実際に交渉をおこなったやまやさんが、情報収集からオーナー訪問、そして複数テナントからの申し込みを得て成約するまでの流れをリアルに語ってくれました。「不動産会社に任せたけどうまくいかない」「空き店舗がずっと決まらない」とお悩みの方にとって、きっと大きなヒントになるはずです。
このエピソードを通じて、私たちがどのようにオーナー様の物件に価値をもたらし、魅力的なテナント誘致につなげたのか。その裏側をぜひチェックしてみてください。
この記事でわかること
この記事はこんな方におすすめ
成約までの流れと地主の背景(Before〜After)

ネットに出ていない閉店物件を独自調査し、登記情報から地主を特定。直接アプローチし、翌日訪問。信頼を得て成約へ。
店舗開発担当者からの一報で物件情報を入手
くっつー:今日はやまやさんの最近の成約事例について伺いたいと思います。最近、個人の地主さんから直接依頼を受けたケースがあるそうですね?
やまや:はい、そうなんです。埼玉県の西のほうで、16号線沿いのロードサイド物件についてご相談をいただきました。
くっつー:おお、まさにロードサイドって感じですね!
やまや:実はこの物件、もともと某飲食チェーンが営業していたんですが、閉店していたんです。たまたま別の店舗開発の担当者から「この物件の情報知らない?」と聞かれまして。
くっつー:ネットで調べても出てこなかったって言ってましたよね?
やまや:そうなんです。ですので住所から登記情報を調べて、所有者を特定しました。名前が珍しかったので検索してみたら、地元でお店をされている方と判明して、そこから直接電話しました。
くっつー:すごい行動力ですね(笑)。で、オーナーさんと話せたんですか?
やまや:はい。電話で「閉店されたお店の後継テナントは決まってますか?」と聞いたら「まだ決まってません」と。すぐ翌日に訪問してお話を伺いました。

このように、既存の物件情報がネットに出てこないケースでは「登記情報から所有者を調べて直接アプローチする」という地道な方法が有効です。特にロードサイドの個人所有物件は、不動産会社を通さず契約されていることが多く、表に情報が出ていないことも少なくありません
オーナーへ直接アプローチし即訪問・商談開始
くっつー:直接訪問ってなかなかハードル高いと思うんですけど、どんな雰囲気でした?
やまや:非常にオープンな方で、すぐに条件なども話してくれました。ちなみに、前のテナントさんとは不動産会社を介さず直接契約していたそうです。
くっつー:へえ、そういうパターンあるんですね。
やまや:はい。ただ、その前のテナントさんが次のテナントを連れてこようとしていたんですが、全然話が進まず……。オーナーさんもちょっと不安だったみたいです。
くっつー:なるほど……。そこでやまやさんの出番ですね(笑)。
やまや:ヒアリングした条件を元に、まず最初に相談をもらった飲食企業に提案したんですが、社内で条件が合わず断念されました。

テナント募集の初期段階では、まず「どんな用途ならオーナーが納得するか」「建物の使い方は?」といった基本条件を丁寧に確認することが重要です。一社がNGでも、複数の選択肢を提案できる体制があることで、成約の可能性が大きく広がります
2社からの申し込みを受け、スピード成約へ
くっつー:その後、別の企業にも提案したんですよね?
やまや:はい。飲食系やフィットネス業界など、複数企業に情報を流したところ、なんと4~5件もの反応がありました。
くっつー:え!4~5件!?すごいですね。
やまや:そのうち2社が実際に内見したいと。しかも同じ日に時間をずらして来てもらいました。
くっつー:競争になってますね(笑)。
やまや:はい。先に申し込み書を出してくれた企業もあったんですが、あとから来た企業が「5月1日からすぐに借ります」と。もう迷う必要もなく即決でした。

スピード感のある意思決定が可能な企業とつながっている点が「テナントの窓口」の強みのひとつです。特に今回のように「翌月には賃料が発生してしまう」という時間制限のある場面では、提案から契約までが迅速なパートナーが必要です
不動産会社ではなく「テナントの窓口」が選ばれた理由

住宅や土地とは異なり、店舗物件は専門性が求められます。相談先がなく困っていた地主様に、出店企業と直接つながる私たちの強みが響きました。
個人地主の“どこに相談すれば……”問題
くっつー:今回のオーナーさんって、もともとどこかの不動産会社に相談してなかったんですか?
やまや:そうなんですよ。実は不動産会社とはあまり付き合いがなかったみたいで、特に店舗系の不動産は相談先がなかったようです。
くっつー:なるほど。地元にいれば住宅の相談先はあっても、店舗ってまた別物ですもんね。
やまや:そうですね。しかもあの辺って、ロードサイドにある2~3店舗くらいの小規模物件が多くて、そういうところって管理会社も入ってないんです。
くっつー:たしかに大通り沿いって個人所有多いですよね。だから開業して10年、15年経っても、閉店したあとに「誰に相談すればいいのかわからない」って状態になっているケースが多いんです。
やまや:それは地主さんからしても不安でしょうね。

ロードサイド物件など、個人所有のテナントは管理会社がつかないことも多く、閉店後の空き店舗活用について相談先がないケースが非常に多く見られます。とくに店舗系の賃貸は、住宅や土地売買とは扱うノウハウが異なるため、一般的な不動産会社では対応できないこともあります
地元不動産会社との違いと安心の提案力
くっつー:でもオーナーさんって、最初に地元の不動産屋さんには相談したんですよね?
やまや:はい、そう言ってました。ただ、物件の規模が大きくて「うちは対応できません」って断られたらしいです。
くっつー:それでやまやさんのところに相談が回ってきたと。まさに救世主(笑)。
やまや:ありがたいことにそう言っていただきました(笑)。しかも今回、2社から申し込みがあったことで「ほかの不動産屋は何していたの?」って驚かれたようです。
くっつー:それは嬉しいリアクションですね!
やまや:はい。それこそ「どっちがいいと思う?」って私に相談してくださるくらい信頼していただいて、最後は「やまやくんの言うとおりにするよ」って。

「テナントの窓口」では、全国25社のネットワークと企業データベースを活用し、業種別・用途別に最適な企業への提案が可能です。この幅広いネットワークこそが、地元の不動産会社とは一線を画す、スピードと精度のあるテナント誘致を実現しています
今後の展望とオーナー様へのメッセージ

「テナントの窓口」は全国25社とのネットワークを活かし、出店意欲の高い企業とスピーディーにマッチングします。情報が出ていない物件でも提案可能で、全国どこでも対応。
空き店舗にお困りのオーナー様の“最初の相談相手”として、これからも頼れる存在を目指します。
店舗ネットワークの強みと全国対応の可能性
くっつー:今回の件って、やっぱり「テナントの窓口」ならではのネットワーク力が効いた感じですか?
やまや:そうですね。やっぱりうちは全国25社とつながっていて、チェーン展開を考えている飲食やフィットネス企業から日々出店希望をいただいてます。
くっつー:だからこそ、情報が出ていないような閉店物件でも提案できるんですね。
やまや:はい、実際にテナントさんからの動きも速いですし、店舗出店に真剣な企業が多いので話が進みやすいんですよね。
くっつー:たしかに、5月1日から賃料発生しますって即答した企業って、本気度が違うなって感じましたもん(笑)。
やまや:そういう企業とつながれるのも「テナントの窓口」ならではの価値だと思います。

「テナントの窓口」では、単なる仲介ではなく、企業ごとの出店戦略やタイミングを理解した上でマッチングをおこないます。そのため、一般流通に乗らない物件や、急な閉店対応にもスピーディーかつ的確な誘致が可能です
閉店予定が出たタイミングでの相談が鍵
くっつー:最後に、オーナーさんに向けて何かメッセージがあればお願いします。
やまや:はい。今回もそうだったんですが「閉店したら相談しよう」ではちょっと遅いんですよね。
くっつー:お、なるほど。閉店の前から動いたほうがいいと。
やまや:はい。例えば「数か月後に閉店するかも」っていう段階でご相談いただければ、もっと余裕を持ってご提案できますし、より条件のいい企業を選んでいただけます。
くっつー:たしかに、タイミングって重要ですね。
やまや:実際、今回のオーナーさんも「もっと早く知ってれば近くの物件も頼めたのに」っておっしゃってましたし。「相談先がわからない」と思ったら、まずは気軽にご連絡いただければと思います。

テナント誘致の成功には「タイミング」が重要です。閉店が決まる前段階での相談であれば、企業への提案の幅も広がり、オーナーにとって有利な条件での成約につながる可能性が高まります
今後も全国のオーナー様と信頼関係を築き、空き店舗の有効活用を全力でサポートしてまいります。お気軽にご相談ください。皆さまの「困った」を解決する力になります。
この記事のまとめと今すぐできる一歩

空き店舗の活用に悩むオーナーにとって「誰に相談すれば良いかわからない」というのはよくある課題です。今回ご紹介した事例は、そうした“相談難民”ともいえる個人地主の方に寄り添い「テナントの窓口」が実際に短期間で大手企業との成約へと導いたリアルな成功例でした。
私たちは、単なる情報提供だけでなく、出店企業との信頼関係や全国規模のネットワークを活かし、確実に提案・成約までお手伝いします。
お問い合わせはこちらから
やまや:「うちの物件でもいけるのかな?」と少しでも気になった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。私たち「テナントの窓口」が、あなたの物件にふさわしい最適なご提案をさせていただきます。
くっつー:「次のテナントが決まらない」「家賃収入が止まりそう」そんな不安をお持ちのオーナー様も、ぜひご相談ください。空き店舗の可能性を最大限に引き出し、未来につながるご提案をさせていただきます。

空き店舗活用は「誰に」「どう相談するか」が重要です。個人オーナーは管理会社に頼れず、放置で収益化が遅れるリスクも。「テナントの窓口」は出店企業との強いつながりで、迅速対応と豊富な成約実績があります。オーナー様の事情に応じた柔軟な提案とスピード感が選ばれる理由です
この記事から学べる5つのポイント

1. 閉店物件でも登記調査と直接交渉で情報を得られる
不動産ポータルやネットに情報が出ていない物件でも、登記情報から所有者を調べ、直接アプローチすることで活用のチャンスが広がります。特にロードサイド型の小規模物件では、このような地道な方法が効果を発揮します。
2. オーナーとの信頼構築がテナント誘致の第一歩
不安を抱えるオーナーに対して、条件ヒアリングから迅速な訪問・提案まで一貫して対応することで、信頼を得られます。信頼関係の構築が、最終的な成約を後押しする鍵になります。
3. 出店意欲の高い企業とつながっていることの重要性
「テナントの窓口」には、出店計画を常に検討している企業が多く登録されています。だからこそ、短期間で40件以上の引き合いを集め、2社から申し込みを得ることができました。
4. 個人地主こそ専門性の高い提案が必要
一般的な不動産会社では対応が難しいケースでも、業種別・業態別のマッチングができる「テナントの窓口」ならではの提案力があります。店舗物件に特化した知識とネットワークが、個人オーナーにとっての強力な支えとなります。
5. 成功の鍵は「閉店前」からの早期相談
閉店してから動くのではなく「閉店が決まりそう」「そろそろ検討しないと」という段階での相談が理想です。準備期間に余裕があれば、条件の良い企業を複数比較して選ぶことが可能になります。